こんにちは。現役保育士のあかり先生です。
今回は、なかなか寝付けない子どもへの対応方法を5つご紹介します。子どもがすんなり寝てくれず、頭を悩ませているご家庭はとても多いです。これからご紹介するものは、実際に園で保護者に提案し、効果があったという声が多かったものばかりなので、ぜひ皆さんも実践してみてくださいね。
【目次】なかなか寝付けない子どもへの対応方法5選!(1~3歳向け)
➀寝る前のルーティンを確立する
➁運動量を増やす
➂頭を使う遊びを取り入れる
➃生活リズムを見直してみる
➄甘えは受け止め、構い過ぎない
➀寝る前のルーティンを確立する
➁運動量を増やす
➂頭を使う遊びを取り入れる
➃生活リズムを見直してみる
➄甘えは受け止め、構い過ぎない
それでは、順番に見ていきましょう!
➀寝る前のルーティンを確立する
子どもは寝るまでのルーティンが決まっていると、次に何をするのかが分かり、安定して眠ることができるようになってきます。理想のルーティンは家庭によって異なりますが、例えば“ごはん→お風呂→自由遊び→絵本→就寝”などです。保護者の帰宅時間によってもどの順番がスムーズなのか変わってくると思うので、大人にとっても子どもにとっても無理のないルーティンを見つけていけるといいですね。
土日は生活リズムが崩れがちですが、ここで生活リズムを崩さずに過ごせると平日の寝かしつけがぐっと楽になりますよ。
➁運動量を増やす
子どもは成長に伴い、どんどん体力がついてきます。“最近寝るのが遅くなったな” “寝つきが悪いな”と感じるようなら、体力がついてきたのかもしれません。できる範囲で1日の運動量を増やしてみましょう。例えば、保育園までの道のりを一緒に歩いてみる、帰りは少し遠回りして帰る、家でダンスやトランポリンをするなど…。休日の日はいつもより長い時間公園で体を動かすのもいいですね。毎日だと大人の負担が大きいので、まずは週に1日から始めてみるのはいかがでしょうか。
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➂頭を使う遊びを取り入れる
体をたっぷり動かすと疲れて眠くなりますよね。実は、子どもによっては頭を使うことで眠くなるタイプの子もいます。紐通しやシール貼りなどの指先遊び、粘土、簡単なパズルなど、集中してじっくり遊ぶ時間も作ってみてくださいね。寝る前に体を動かすなどの激しい遊びをすると興奮状態になってしまうので、昼寝の前や就寝前の遊びに取り入れてみるといいかもしれません。
➃生活リズムを見直してみる
皆さんはどのような生活リズムで過ごしていますか?実は、すんなりと入眠する為に適したリズムがあります。ポイントは“お風呂”です!お風呂に入ると副交感神経が優位になり、リラックスすることができます。寝る1時間くらい前に38~40℃のぬるま湯にゆったりと浸りましょう。入浴で上がった体温を1時間くらいかけてゆっくり下降させると睡眠に適した温度になり、寝付きやすくなりますよ。
また、理想の睡眠時間は、1~2歳児で11~14時間、
3歳児で12時間程度と言われています。朝起きるのが遅くなると1日のリズムがどんどんずれていき、夜の寝かしつけが大変になってしまうので、日頃から規則正しい生活を心掛けていけるといいですね。
➄甘えは受け止め、構い過ぎない
布団に入っても「おちゃのみたい」「といれいきたい(普段は行かないのに)」などと言って、リビングと寝室を往復するという姿は見られませんか?もしかしたら、ママやパパに甘えたい気持ちの表れかもしれません。仕事と育児を両立している保護者にとって、夜は子どもとゆっくりスキンシップがとれる大切な時間。しかし、それが夜更かしに繋がっては本末転倒ですよね。気持ちを切り替えるタイミングは、大人が作ってあげましょう。例えば、寝る前に「絵本を1冊読んだらねんねしようね」と約束したり、「10秒ぎゅ~ってしたらおやすみしようね」と伝えたり…。先を見通せるような声掛けをしていけるといいですね。それでもふざけてしまったり、布団で遊ぼうとする姿が見られる際には、「もう寝る時間だよ」と淡々と伝えましょう。繰り返し伝えることで少しずつ折り合いがつけられるようになっていくでしょう。
以上、なかなか寝付けない子どもへの対応方法5選!
でした!
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